Z1とZ1plusの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較 - Chainwaiter

Z1とZ1plusの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

Z1とZ1plus徹底比較

段差解消機の導入を検討されている方にとって、どの機種を選ぶかは非常に重要な決断です。

CHAINWAITER(チェーンウェイター)には現在、Z1とZ1plusの2つのモデルがラインナップされており、それぞれ異なる特徴とメリットを持っています。この記事では、両機種の違いを詳しく比較し、あなたのニーズに最適な選択肢をご提案します。

建築関係者の方も、ご利用者ご本人も、安心して最適な機種選択ができるよう、わかりやすく解説していきます。

CHAINWAITERの共通する革新技術

自立型チェーン駆動まずは、Z1・Z1plus両機種に共通する、CHAINWAITERならではの画期的な技術をご紹介しましょう。

 

自立型チェーン駆動方式の革新性

CHAINWAITERの最大の特徴は、独自開発の「自立型チェーン駆動方式」です。心臓部には椿本チエイン製の特殊チェーン「ジップチェーン」を採用し、100万回の耐久テストをクリアする驚異的な信頼性を実現しています。

独立耐震構造がもたらすメリット

両機種とも「独立耐震構造」を採用しており、建物に荷重をかけません。これにより以下のメリットが生まれます。

  • 構造補強不要:昇降路不要で既存建物への影響なし
  • 建築確認不要※1:主要構造はそのままに増改築に伴う確認申請が不要
  • 構造遡及されない:法的リスクの回避
  • 最短1日設置:工期の劇的短縮

※1:500㎡以内の住戸内に設置する場合

 

国土交通大臣認定という信頼の証

両機種とも2022年に取得した国土交通大臣認定型式適合認定により、安全性と信頼性が公的に保証されています。これは超難関とされる認定で、技術力の高さを示しています。

 

Z1とZ1plus:主要な違いを徹底比較

基本仕様比較表

Z1とZ1plus比較表

1、利用人数の違い

Z1:1人乗り専用設計

  • 車椅子利用者1名での使用に最適化
  • コンパクトな設計で省スペース
  • 個人住宅での利用に適している

Z1plus:2人乗り対応

  • 車椅子利用者1名+介助者1名での同乗が可能
  • 家族や介護スタッフが安心して付き添える
  • 介護施設や公共施設での利用に適している

2、操作方式の決定的違い

Z1:外部操作タイプ

  • 介助者が外部から操作するシステム
  • 安全性重視の設計
  • 利用者の操作負担がない

Z1plus:自分で操作可能

  • 利用者本人が昇降機を操作できる
  • 自立性の向上に大きく貢献
  • 「誰もが、同じ目線で過ごせる日常生活の実現」というCHAINWAITERの理念を体現
  • ご本人の「自分でできた」という喜びが、ご家族や介護スタッフの安心にも繋がります

3、積載荷重と対応車椅子

Z1:標準車椅子向け

  • 一般的な手動車椅子や軽量電動車椅子に適している
  • 必要最小限の仕様でコストを抑制

Z1plus:300kg積載荷重

  • 大型電動車椅子にも安心対応
  • 重量のある機器や荷物も同時に運搬可能
  • 将来的な車椅子の変更にも対応

4、省スペース

Z1plus:据え付け面積 2㎡〜2.95㎡

カゴ面積 1.17㎡〜1.44㎡

Z1:据え付け面積 2㎡から2.40㎡

カゴ面積 1.17㎡〜1.92㎡

  • よりコンパクトな設計を重視し多様な設置環境に対応
  • 乗用エレベーター(定員11名)並みのカゴサイズをホームエレベーターの面積に設置可能

 

どちらを選ぶべき?用途別推奨モデル

どちらを選ぶ?

Z1plusがおすすめの場面

介護施設・福祉施設の場合

  • 利用者の自立支援を重視したい
  • 介護スタッフの心理的/身体的負担軽減を図りたい
  • 大型電動車椅子を使用する利用者がいる
  • 付き添いでの昇降ニーズがある

個人住宅でも以下の場合

  • 将来的な車椅子の変更可能性(電動車椅子、リクライニング式)を考慮したい
  • 家族の付き添いでの使用を想定している
  • 利用者本人の自立性を最大限尊重したい

Z1がおすすめの場面

個人住宅での基本的な昇降ニーズ

  • 軽量の車椅子を使用
  • 安全性重視で介助者による操作を希望
  • 導入コストを抑えたい

 

建築関係者の皆様へ:提案時のポイント

設計段階での検討事項

Z1の適用場面

  • コスト重視:予算制約がある場合
  • シンプル運用:基本的な昇降機能のみで十分

Z1plusの優位性

  • 将来対応力:利用者の状況変化に対応
  • 汎用性:多様な利用シーンに対応
  • 自立支援:バリアフリーの本質的価値を提供

お客様への提案方法両機種とも以下の法規的メリットは共通です:

  • 建築確認不要※1:手続きの簡素化
  • 構造補強不要:工事費用の削減
  • 型式適合認定取得済み:安全性の保証

※1:主要構造はそのままに増改築に伴う確認申請が不要(500m2以内の住戸内に設置する場合)

その上で、利用者のライフスタイル将来性を考慮した機種選択をご提案ください。

 

実際の導入事例から見る選択基準

住宅事例:水戸の個人住宅個人住宅での導入成功事例では、利用者の自立性を重視してZ1plusを選択。家族の安心感と、本人の「自分で操作できる」という満足感が高く評価されています。介護施設事例:習志野の介護施設CHAINWAITER Z1の設置事例では、以下の改善が確認されました:

  • 介護スタッフの負担軽減
  • 利用者の心理的負担軽減
  • メンテナンス負担の軽減

2025年建築基準法改正との関係2025年4月施行の建築基準法改正により、構造計算書の提出義務が拡大します。この環境変化の中で、型式適合認定を取得済みのCHAINWAITER(Z1・Z1plus共通)の価値はさらに高まります。どちらの機種を選択しても、以下のメリットを享受できます:

  • 手続きの簡素化:構造計算不要
  • 工期短縮:最短1日での設置
  • コスト削減:申請費用や構造補強費用が不要

 

維持管理とランニングコスト

共通する”3つのらくらく”両機種とも以下の特徴を持ちます:

  1. らくらく設置:最短1日、人力組立可能
  2. らくらくメンテナンス:シンプルな構造で保守が容易
  3. らくらく上下移動:スムーズで安全な昇降

ランニングコストの考慮Z1plusは高機能ですが、その分の維持費用增加は軽微です。むしろ、将来的な機種変更リスクを考慮すると、Z1plusの選択が経済的な場合も多くあります。選択時の最終チェックポイント必須確認事項

  1. 現在の車椅子タイプ:手動、電動、大型電動車椅子
  2. 利用シーン:1人使用中心 or 付き添い想定
  3. 自立度の重視:利用者本人の操作希望の有無
  4. 将来性:車椅子変更の可能性
  5. 予算:初期導入費用とランニングコスト

 

迷った時の判断基準

「将来性と自立性を重視するならZ1plus」バリアフリーの本質は、利用者の自立性の確保にあります。CHAINWAITERの企業理念「誰もが、同じ目線で過ごせる日常生活の実現」を最も体現するのは、利用者本人が操作できるZ1plusです。

 

まとめ:あなたに最適な選択を

CHAINWAITERのZ1とZ1plusは、いずれも革新的な技術と確かな安全性を持つ優れた段差解消機です。選択のポイントは以下の通りです:Z1推奨

  • シンプルな昇降機能で十分
  • 介助者による操作を前提
  • 導入コストを重視したい

Z1plus推奨

  • 利用者の自立性を最大限重視したい
  • 介護施設での導入
  • 大型電動車椅子対応が必要
  • 付き添い利用を想定している

どちらを選択しても、主要構造はそのままに増改築に伴う確認申請が不要(500m2以内の住戸内に設置する場合)、構造補強不要最短1日設置という革新的なメリットを享受できることは変わりません。

段差解消機の設置をご検討の方へまずはご自宅や施設に設置可能か、無料で相談してみませんか?

専門スタッフが現地調査を行い、Z1とZ1plusのどちらがあなたのニーズに最適か、利用可能な補助金制度と合わせてご提案いたします。

 

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