Case 02

木造2階建て介護施設

施工年月:2023年9月
住所  :千葉県習志野市
建築物 :旧4号建築物
型式  :CHAINWIATER-Z1
習志野設置事例

介助者も施設利用者も自然と笑顔が増えました。


経営者インタビュー

【経営者の声】

導入当時、車椅子特化型グループホームを開設するというふうになりました。
しかし、2階にどうやって上がるのか。階段昇降機を設置するか、それとも2階と1階で障害特性を分けて入居対象者を変えるべきなのか、これが非常に大きな課題となっていました。

建築段階から関わらせていただき、バリアフリーであったり、多機能トイレであったり、そういった環境が用意できるというところで、”チェーンウェイター”という段差解消機の存在を知りました。

他にも有料老人ホームを運営している中で”階段昇降機”を使用していたのですが、車椅子から昇降機に乗せて、上まで運んで、車椅子も運んで、また車椅子に乗せるという直接的な身体介助が必ず発生します。

そんな中、男性で尚且つ若い力のある人だけではなく、女性で力のない方でも”チェーンウェイター”を導入することで介助の負担が格段に変わるのではないかと期待しておりました。

導入した結果、当初の目論見というか、予想通りここのスタッフの採用に影響が見えました。例えば、女性であったりとか、小柄であったりという方でも採用できる幅が広がりました。

費用についても、他に開設をした有料老人ホームで設置した設備と比べると、イニシャルコストもランニングコストもかなりお得な買い物だったかなというふうには考えております。

改めてこう考えてみると、福祉用具専門店の方だとか、住宅改修を実際やられている工務店の方だとかはご存知と思いますが、地方では”2階がデットスペースになっている”だとか、”老老介護”だとか、”一人暮らし”されているというケースが多く、そういう方々の生活の質の改善にもつながるんじゃないかなと強く感じますし、うちのようにグループホームを運営する中で、1戸建てでも中に設置できるような戸建であればさらに出展の幅が広がるかなということを感じました。

既存の建物を使ってグループホームなどを開設する場合については、検査済証のない物件も結構あります。そこから施設の種類によって用途変更もしなければならず無駄な費用が何百万単位でかかるケースもあるので、イニシャルコストの低い”チェーンウェイター”の導入にはメリットを感じています。