第51回 国際福祉機器展にて積載荷重300kgの段差解消機CHAINWAITER-Z1plusを発表しました。
その際、試乗いただいた方の「車いす生活あるある」をご紹介。
障害者差別解消法やバリアフリー法が施行され、バリアフリーがどんどん進む日本。
でも、健常者には気づかない、気付けないコトを気づくコトがスタート。
CHAINWAITERは、皆さんと一緒に”誰もが、同じ目線で過ごせる日常の実現”を目指しています!
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【段差解消機】車いす移動あるあるを聞いてみたら・・・|エレベーター渋滞も – YouTube
サマリー(概要)
車椅子ユーザーをはじめとする移動困難者の声を国際福祉機器展でインタビューしました。「階段しかない学校や駅」「回り道を強いられる生活」「鍵管理の煩雑さ」といった日常の困難が語られました。チェーンウェイターのような段差解消機は、介助者と一緒に乗れる広さや、被災地でも活用できる可能性が評価され、既存建物のバリアフリー化に不可欠な存在であることが浮き彫りになりました。
印象的な発言
「障害を負った瞬間にアクティブにやる選択肢を絶たれちゃう。」
「車椅子になると2階に上がれなくなる。段差解消機があるのを初めて知りました。」
「困ったところには行かなくなる」
「階段しかない学校では、子供の参観日にも行けない」
「段差を越えるたびに、鍵を探して待つしかない」
「車椅子が180kgあるのでグループホームに行ってもエレベーターに乗れない(積載荷重が200kg以下のため)」
「既存の建物をバリアフリー化するのが大事。そのためにチェーンウェイターが必須。」
文字起こし全文
障害を追った瞬間に自分がアクティブ にやるっていう選択肢を絶たれちゃうんです。
困ったところ、行きにくいところは、もう避けていかなくなっちゃうんですよね。
車椅子になったり体が弱ると2階に上がれなくなるじゃないですか。
でもエレベータっていう手段しか知らなかったので、こういうのもあるんだっていうのは初めて知りました。
道路の反対側なんですけども歩道橋を渡れないので坂を下ってって、見える信号を渡ってずっと戻ってきて、ぐるっと回って、めちゃめちゃ大回りすよ。
自分も子供がいて、学校にエレベーターがないんでやっぱ参観日とかいかないですね。
車椅子のお子さんの友達がたくさんいて、エレベーターがないっていうことで結局その子供がなかなか動けない、排除されちゃうっていう悲しい現実があって、悲しい思いはさせたくないですよね。
本当に普通の学校には何も備わっていない。障害あるないに関わらず骨折したら階段は登れないので、昇降機があれば、全ての子供たち、先生も有効になる。
私自身の車椅子が180kgあるのでグループホームに遊びに行っても上がれないっていうね問題があったんですね。
鍵を2本ぐらい刺さなくちゃいけないんですよ。その鍵の担当者がいないとちょっと待っててくださいとか、警備員さんに鍵持って来てもらわなくちゃいけないとがめちゃめちゃ多いですよ。
なんか車椅子の人だけ、すぐそこなのに時間かけていかなくちゃいけないし、長い距離歩かなくちゃいけないしで、自分じゃできないし。
エレベーターがなかったんですよ。駅にエレベーターがついてないところがあったんですよ。何百人の人が私1人のために階段で移動して、心が折れたというか。
思ったより中が広くて介助者の人も乗れるので、乗り心地は良かったです。
安定感があっていいなと思いました。被災地でも活用できるんじゃないか、と可能性があるんじゃないかと感じました。
これから新しく立てるものはもちろん バリアフリー化していくけれども、でも既存の建物ももちろん残るので、そこにどうバリアフリー化をさせていくかっていうのは大事なので、そのためにはこれが必須だと思いますね 。